リースのメリット

リースを利用すれば設備に必要な資金を100%調達したのと同じであり、一時に多額の購入資金を必要とせず、しかもタイミングよく設備を使用することができます。また、購入時にあてる予定の手許資金あるいは調達可能の借入金を増加運転資金等に廻すことができ、資金の固定化がふせげます。

中小企業においては、賃貸借処理が可能で、リース料全額を経費としてオフバランス処理できます。
※中小企業とは、次の①②に該当しない会社で、新リース会計基準を適用しないで「中小企業の会計に関する指針」に従って会計処理することができます。同指針では、中小企業は所有権移転外ファイナンスリースも引続き「賃貸借処理」することができるとされました。
 ①金融商品取引法の適用を受ける会社、並びにその子会社及び関連会社
 ②会計監査人を設置する会社及びその子会社

機械設備の導入に伴う固定資産税の計算・納付、動産保険契約などの事務処理は、不要となりますので事務の合理化がはかれます。同時に毎月定額支払のため、コスト計算や合理化効果の計算などが容易になります。

リース物件(車両を除く)は動産総合保険に加入(偶然発生する事故によるリース物件の損害を担保する)するので、リース期間中安心して利用ができます。
※主な損害/火災・落雷・爆発・破裂等による損害、落下・衝突・接触等による破損、水害、盗難、他

リースは実質的に設備資金を100%借入れたのと同じです。しかも手続きは簡単でスピーディー。金融機関からも借入枠はそのまま残しておくことができます。

リース料は契約した時から定額で、期間満了まで変更しませんのでインフレ時や、金利変動などの影響をうけず、収支も安定します。

機械設備の実際の経済的使用可能年数に見合ったリース期間を定めることによって、その期間内に完全に償却したのと同じ効果となり減価償却の不合理がなくなります。したがって陳腐化老朽化に対処でき、最新式の機械設備の導入が可能となります。

 

リース契約の内容

ご希望の物件の機種、メーカー、数量などを決めて頂きます。リース契約と同時に但銀リースが発注し、メーカー、ディーラー等が直接お客さまへ納入します。

リース物件の法定耐用年数に応じて、ご相談の上決定します。なお、契約期間中は原則として解約できません。

初回のリース料は現金で、残額は原則として毎月均等額の銀行口座振替によりお支払い頂きます。

リース期間中の修理、補修等の維持、管理については、メンテナンス・リース(オートリース関係)以外は、お客さまの費用負担で行って頂きます。

リース期間中のアフターサービスは、購入された場合と同様にメーカー、ディーラー等から直接お受け頂けますので、ディーラー等とご相談下さい。

原則としてすべてのリース物件に動産総合保険を付保しています。保険料は但銀リースが負担致します。

リース物件に対する固定資産税の申告と納付は但銀リースが行います。

リース期間満了時には、引続き割安料金で再リースされるか、物件を但銀リースにご返却頂くかをお選び頂けます。

 

リース契約の流れ

リース希望の物件名、仕様、明細、価額、リース契約期間等お知らせ下さい。お手紙、お電話でも結構です。また、物件、機種選定のご相談にも応じます。

会社経歴書、財務諸表(3年分)等、貴社の内容がよくわかる書類のご提出をお願いします。但銀リースでは敏速にリース契約のお引き受けを決定します。

メーカー、ディーラーの見積書に基づいて、契約条件など打合せの上当社の見積書を提出します。

契約内容、諸条件がととのいますと契約書にご調印願います。原則として代表者印をご使用いただきます。担保、公正証書の作成等が必要な場合があります。

契約調印と同時に但銀リースが物件を発注致します。納入業者に注文書を発行します。

物件は購入先(メーカー、ディーラー)から直接貴社の指定場所へ納入されます。

リース物件が納入され、引渡し(検収)が完了しますと、但銀リース所定の「借受証」にご記名・ご捺印いただきます。リース契約期間はこの日から始まります。

物件引渡し(検収)日に契約条件にもとづくリース料および前払いリース料のお支払いをお願いします。